国家公務員を対象に 「ゆう活」 制度が始まりました。
実施は7月8月の2か月間限定。出勤時間を1~2時間早め、定時退庁する、というもの。ゆう活の 「ゆう」 は、夕、友、遊、を掛けたものだそうです。
以前からサマータイムを取り入れようという動きがあります。私は反対です。
その理由は
・時計を1時間早めたり遅くしたりする労力は大変なもの。すべてのコンピューターの内臓時計や家庭や事業所の時計を変更する。それも6月30日の終業から翌日の始業時までに終える。そしてそれが年に2回。
どれだけ大変か、想像してください。担当者は 「ゆう活」 どころじゃありませんよ。変更しなければならないのは腕時計だけじゃありませんので。念のため。
・海外旅行や海外とのやり取りで、現地時間が今何時なのかわからなくなる。こちらと向こうでサマータイムを実施している期間が違っていたり、実施している国と実施していない国があったり。混乱します。私にはとてもついていけません。
・そもそも早く出勤して早く退社するのが本当に省エネになるのか疑問。企業内のエアコンの使用は減るでしょうが、繁華街や家庭でエアコンが早く運転を始めるわけです。トータルで減るのかどうか。
そう思っていたら、「ゆう活」 です。
中央官庁が主導して、民間企業も取り入れるところが出てきています。
時計を変えずに就業時間を変える。それなら勝手にやりゃええがね。
・