先日こんなブログを書きました ↓
(名古屋城・天守閣が耐震強度不足で、建て替えか補強か、を迫られている。文化庁が、建て替えるなら木造で、という見解を出しています。しかし、材料の木材は入手できるのでしょうか。)
名古屋城は国の特別史跡の内にあり、文化財保護法上、現状変更するには文化庁長官の許可が必要になります。
改めて文化庁の見解を読んでみます。
「天守閣復元の場合は、原則、材料などは同時代のものを踏襲する必要があるが、それ以外の可能性を排除するものではない」
「資料が十分にそろっていることから、(文化財審議会内で)木造による史実に忠実な復元をすべきだとの意見が出される可能性が極めて高い」
材料のヒノキが足りない、という事情が考慮されたものではありません。
まあいいか。「どうしよう?」 と迷っている間に50年も経てば山のヒノキが大きく育つし。(*)
(*) ヒノキは成長が遅く、一般の住宅用で100年、太い柱が採れるまで太く
なるには200年かかるといわれています。
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