名古屋デパート戦争

 

名古屋駅前に新しくデパートが出来ます。それも2店。

 

1店はタカシマヤゲートタワーモール。従来の高島屋の増床という

形で。

 もう1店は三越伊勢丹ホールディングスの店。

 

これまで長らく名古屋は 

「4Mデパート」(松坂屋三越丸栄名鉄百貨店)で平和

でした。

 

中でも名古屋人にとって松坂屋は別格でした。私の祖母などは

松坂屋のことを 「伊藤さま」 と呼んでいました。

 

松坂屋の歴代当主は伊藤次郎左衛門を襲名していました。

 当時我が家は農家で、その伊藤次郎左衛門が干拓した新田に入植

していましたので。

 

 

そんな名古屋にデパート戦争が起ころうとしています。

 

三越伊勢丹の社長は

「商業施設の集積効果で遠方からも買い物客が来る。需要が

 底上げされ、地域全体が潤う」

と言っています。

 

まあ、新規参入ですから、こう言うしかないでしょう。

 

確かに地域全体の売り上げは上がるでしょう。リニア新幹線に

よる集客効果も期待できるでしょう。

しかし、既存店1店あたりの売り上げダウンは必至。

 

 仁義なき戦い、ですか。

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