為替介入って儲かる

 

このブログでは時々為替や株価の話題を取り上げますが、私は経済の専門家でもないし経済学を勉強したこともありません。だからこれから書くことは私の勝手な解釈です。ですが、そんなに間違っていないように思います。

 

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先日(4月29日)為替が乱高下しました。日本市場は休みでしたが、海外で一時1ドル=160円台になりましたが午後から154円になりました。みんな、日銀が為替介入したんだろうと想像しましたが、日銀・神田財務官は 「申し上げることはない」 との返答でした。後日、5兆円規模の介入(円買いドル売り)を実施したことが判りました。

 

さて、本題です。為替介入について。

円が安くなったとき為替レートを安定させるために、日銀が円を買ってドルを売ります。逆に円が高くなったとき円を売ってドルを買います。ということは日銀は円を安く買い、高く売ることになります。儲かる。

先日は160円から154円に動きました。約4%の値動きでした。5兆円を使って介入して4%動けば2000億円の儲けです。

 

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神田財務官、大規模為替介入をやりながら、テレビカメラの前で、日銀の事務室の扉から出てきて 「申し上げることはありません」 とニヤリ。

気持ちいいだろうな。やってみたいな。そもそも4月29日の祭日に日銀の偉い人が出勤していたことが怪しい。

 

4月末

 

4月末です。

国際情勢は相変わらず混沌。イスラエル対イランは双方が自重するような雰囲気。パリスチナ問題は双方が収束の雰囲気を出してきました。前にも書きましたが、ハマスが人質を返せばすぐ終わるのに・・・。ウクライナは米国が支援の姿勢を見せたことで引き続き混沌。みんな、もう止めようよ。

 

経済指標を書き残しておきます。比較として前月末の数字も。

日経平均株価 

                  4月末          3月末                                              38405.66円    40369.44円  

 

為替          4月末           3月末

   1ドル=   156.83円        151.40円

   1ドル=    7.244元         7.224元

   1ユーロ=  167.83円        163.10円

   1元=    21.647円        20.958円

   1ウオン=   0.113円         0.113円

   1ルピー=   1.877円         1.816円

   1ポンド=  196.50円        191.05円

 

円安が進んでいます。米国の景気が堅調で利下げが遠のくとの観測から円が売られドルが買われています。昨日(4月29日)日本が祭日で、そのすきに1ドル=160円台を付けました。その後少し円高に、日銀は 「為替介入をしたのか」 との問いに 「申し上げることはありません」 との返事。

 

ガソリン価格計算で考えたこと

 

為替で円安が進んでいます。今日現在は 1ドル=154.60円。

加えて原油の産地価格も上がっています。イスラエルとイランの紛争が起こりました。

影響で原油価格は上昇。ドバイ原油価格は 90.60円/1バーレル になりました。産油国はみんな 「よくやった」 でしょう。

 

原油高、円安は輸入原油の価格上昇に直接影響します。

資源エネルギー庁調査による市中レギュラーガソリン価格は 175.0円/リットル

 

ここで久しぶりにガソリン価格のコスト計算をしてみます。

最新の指標でコスト計算をしてみます。

  ドバイ原油 90.60ドル/バーレル

  為替 1ドル=154.60円

  1バーレル≒159リットル

ここから

  製品コスト 90.60×154.60÷159≒88.09円/リットル

  精製・流通コスト 43円/リットル

  税金 56.6円/リットル

  小計 189.69円/リットル

  補助金 ー4.2円/リットル(*)

  合計 185.49円/リットル

このコストでなぜ 175円/リットル になるのかわかりません。

 

思い出したことがあります。国民民主党は 「ガソリン税暫定税率停止」 を条件に国会で今年度予算賛成に回りました。自民党は 「検討する」 としていましたが結局実施しませんでした。玉木さんはさぞかしご立腹でしょう。

あの財務省が減税に同意してくれるわけがありません。岸田さん、苦し紛れに国民民主党に甘い顔をしたのでしょうが、そんなことでは信頼を得られませんよ。

 

(*)補助金

「2023年10月5日から2024年4月30日まで、基準価格168円、ガソリン価格185円までは5分の3を補助、185円を超える分は全額を補助」 となっています。

この規定の適用方法がよくわかりませんが、仮に 

(175円ー168円)×3/5=4.2円 という計算で 

4.2円/リットルにしました。

 

・・・

 

以前から時々 資源エネルギー庁の市況調査 と 私独自のコスト計算 との比較をやってきましたが、最近、合わなくなってきたことを感じます。私の知らない要素が他にあるのか、考え直してみます。

 

尖閣ブイの秘密

 

ある日、尖閣諸島の近くでブイが見つかりました。直径10m。所有者不明でしたが、中国がそのブイで集めた海洋情報を発表し始めたことから、中国が設置したことが判りました。着々と尖閣領有の実績を作ろうとしています。

 

マスコミは報道しません。「報道しない自由」 を発揮しています。あいつら中国に丸め込まれているんだな。国会でも与党も野党も言及しません。国会議員の皆さんは他事でお忙しいらしい。バカめ。

 

あのブイについて疑問があります。

ブイは浮かべておけば海流や風で流されてしまいます。固定しておく工夫が要ります。

一般的には錨(いかり)を海底に置き、鎖でブイにつなぎます。あの辺りは水深が深いです。仮に水深が100mだとすれば(*)100m以上の鎖がつながっているとみて良いでしょう。潮の満干を考慮すれば150mくらいあることが予想されます。

 

直径10mのブイに150mの鎖、大きな錨。中国さん、設置するのに大工事だったことでしょう。でも尖閣領有の実績作りとすればお安いものです。

 

日本も対抗してブイを設置しましょう。

それとも内緒で潜っていって鎖をちょん切ってこよう。

 

 

(*)

尖閣付近の水深がわかりませんので仮に100mとしました。

 

 

 

再開

 

「やーめた」 と、ブログ終了宣言をしたのが4月1日。

考えてみました。このブログの目的が 「生存証明とボケ防止」 なら続けるべきか、と。そして我慢していましたが書きたいことが溜まってきて、「えーい、書いちゃえ」 ってことで再開します。

 

最初に書きたいこと、それはパレスチナ紛争のこと。

事の発端は、イスラエルで行われていたコンサートをハマスが急襲して人質100人以上を連れ去ったこと。もちろん人質の大半はイスラエル人です。

 

国際世論では弱者であるパレスチナをいじめている強者・イスラエルとネタニアフ首相が悪者になっています。しかし、私は思います。イスラエルそしてネタニアフ首相は立派。人質になっている自国民を取り戻すために軍事力を含めあらゆる手段を使ってハマスに圧力をかけている。

 

テレビで見ているだけですが、ガザ地区のあの惨状を見て、100人の人質はどこにいるのか、無事でいるのか、心配になります。

ハマスは 「和平交渉」 などと、とぼけたことを言ってないで人質を返せばすべて終わることなのに。というか、もう返せない状況になっている(死んでいる)のか。だとしたら、とんでもないことです。

 

ひるがえって考えます。日本で同じことが起こったら日本政府や自衛隊は動いてくれるでしょうか。多分動かない。良い例があります。北朝鮮による拉致被害者。日本政府は動いてくれたでしょうか。資金協力という美名で 「身代金」 を払って人質の一部を返してもらっただけ。情けない。

 

もう一度書きます。ネタニアフ首相は立派です。

 

やーめた

 

国会のドタバタを見ていると呆れます。自分の保身しか考えていない自民党。権力闘争のために自民党を叩いている野党。

隣国によって国境侵犯が繰り返されているのに。国民負担が増えて生活が苦しくなっているのに。海外では戦争が収まらないのに。

国会議員は何やっているんだ。

 

こういう政治的な記事を書いても誰も読んでくれないし。かといって、身近な記事を書いていてもむなしいし。

 

2005年はてなダイアリー時代から書いてきたこのブログ、やーめた。

 

3月末

 

3月29日(金)今日が実質的な月末、年度末です。

株価は企業業績に影響します。昨年3月末が 28041.48円  でした。株価が上がって困る人はいない(一部、先物取引に賭けている人を除いて)。上出来です。

 

経済指標を書き残しておきます。比較として前月末の数字も。

日経平均株価 

                  3月末            2月末                                                40369.44円     39166.19円  

 

為替          3月末            2月末

   1ドル=   151.40円        149.85円

   1ドル=    7.224元         7.194元

   1ユーロ=  163.10円        162.36円

   1元=    20.958円        20.828円

   1ウオン=   0.113円         0.112円

   1ルピー=   1.816円         1.807円

   1ポンド=  191.05円        189.77円

 

日経平均株価は高止まり。米国の好景気に影響されているのでしょう。まあ、いいか。

先日、日銀は 「マイナス金利解除」 を発表しました。マスコミは 「利上げだ」 と報道しました。それを打ち消すように日銀審議委員の一人が 「金融緩和を継続する」 と発言しました。それを受けての円安 1ドル=152円台まで行きました。

 

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