雑誌を見ていたら、ウクライナから日本へ避難してきた少女の手記が載っていました。
心を動かされたので転載します。
(JAF Mateより ズラータ・イヴァシコワさん文)
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(前略)・・・それまでの私は、毎日何事もなく平穏に過ぎていく暮らしを特にありがたいとも思っていませんでした。それどころか、そんな日常に少々退屈し、いつか必ずここから羽ばたいて夢を実現させようと、そんなことばかり考えていました。・・・(中略)・・・「変化」は突然やってきました。それは私が想像していた類のものではなく、不気味な空襲警報と爆撃音、死と隣り合わせの恐怖ととともにやってきたのです。・・・(中略)・・・朝目覚めて学校へ出かける。授業を受け、友達と笑いあい、帰宅して家族と過ごし、暖かいベッドで眠る。ただそれだけの、あれほど退屈に思えた日常のどれもが、どれほどかけがえのないものだったか、どれほど素敵で恵まれたものだったか、身に染みてわかったのでした。・・・(後略)
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明日、私の子供や孫がこうなりませんように。
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