新国立競技場の建設でモメています。
一説によると、森元首相が 「ラグビー場としても使いたい」 として横車を押しているとか。
Net で森さんのインタビューが出ていました。
2019年・ラグビーワールドカップと2020年・オリンピック両方に国立競技場を使うことを前提として議論が進んでいます。
ご存知の通り、ラグビーは選手が敵のゴールラインを超えてボールを持ち込み、地面につけることでトライ(得点)になります。ですからラグビー場はゴールラインの奥にデッドボールラインが有ってその間(インゴールというらしい)は10~20m必要です。
このことは高校ラグビーの聖地・花園ラグビー場の写真を見ていただければ判ります。
これまたご存知の通り、陸上競技場では1周400mのトラックが必須です。
ラグビーのインゴールを確保すれば陸上競技のトラックは出来ません。というか、1周が500mになっちゃう。
「そうは言っても、現国立競技場でラグビーの試合をやってるよ」
って言われそうですが、その試合会場をよく見てください。ゴールラインの奥に人工芝を敷いて狭いインゴールを無理やり作っています。
ラグビーの各国代表チームがそれで満足するでしょうか ?
何が言いたいかというと、新国立競技場をラグビー・ワールドカップのメイン会場にしなければ、別の道が開けるのじゃないか、と思うわけです。
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