中国の公船が連続して尖閣列島の領海に入っています。公船とは海警局の船と軍隊の訓練を受けた漁船らしい。
日本政府はそのたびに中国に抗議していますが、改善されません。
8月5日から9日まで5日連続しています。
今日(9日)には岸田外相が中国の駐日大使を呼び出し、直接抗議しました。
中国の言い訳は 「魚釣島は中国の領土である。領海に入るのは当然」。
観測によると、タカ派の稲田氏が防衛大臣に就任したことに対する抗議の意味が含まれているらしい。
孫崎亨氏の著書 「小説 外務省」 を思い出しました。それによると中国政府は尖閣について、こういう方針でいる
「日本が最初に行動をとり、それにあわせて中国が同じ行動をとる。そして日本の公権力の使用に対して中国が反応する」
「そうすれば国際的非難は無い」
と書いています。
・・・違うじゃないか。「小説」 だからか。
・・・
追記
外務省と海上保安庁が最近の実績を公表しました
領海侵入 公船 領海侵入 漁船
8月5日 3 7
6日 0 1
7日 11 15
8日 3 20
・