TPP交渉が中断になったようです。
甘利経産相は 「前進は有った」 と言っていますが、実質的には
行き詰っています。
問題点は、参加国のなかで経済シェアの8割を占める日本と米国の
歩み寄りが無いためです。
対立の焦点はこれでしょう。
米国の主張:米国から日本へ輸出する農産物の関税を撤廃せよ
日本の主張:日本から米国へ輸出する自動車の関税を撤廃せよ
日本では農業団体(農協)が農産物の関税撤廃に反対しています。
だから政府は譲れない。選挙で農協は大票田ですから、自民党は
尊重せざるを得ない、ということです。
安易に譲れない、という立場です。
あわてることは無い。ゆっくりやれよ。
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