読みやすい翻訳本

 

今、久しぶりに翻訳本を読んでいます。外国人が書いた本を日本語に訳して出版されたもの。」

 

「残酷すぎる成功体験」 エリックバーガー著

 

「久しぶり」 というのは、私は翻訳本は読まないことにしていたのです。なぜかというと、英語には独特の回りくどい表現があります。翻訳者はそれを直訳する傾向があり、日本語で読んでいても何を言っているのかよくわからないことが随所で出てきます。もちろん私は英語原文では読めないのでありがたいんですが。

 

ところが今読んでいる本は解りやすい。自然な日本語です。よく見ると、「訳者」 の他に 「監修者」 という人が載っており、両者の功績でしょう。

 

・・・

 

なぜ翻訳本を読む気になったのかというと、内容が面白そうだったから。

 

世に 「経営指南書」 なる分野の本があります。成功した経営者が書いた自慢話のようなもの。書いてあるのは

 

「成功する秘訣は、成功するまであきらめないこと」

 

それは著者は成功したから言えることです。世の中には必死で頑張ったけど会社を潰して表舞台から消えていった経営者はたくさん居ます。その人たちは努力や根性が足りなかったのでしょうか。

 

私は思います。成功した人々はもちろん努力したでしょう。それに加えて運も良かった。

 

そんな理不尽な経営指南を上記の本は打ち砕いてくれそうな・・・

まだ読み始めたところですけど。

 

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