為替で円安が進んでいます。今日現在は 1ドル=154.60円。
加えて原油の産地価格も上がっています。イスラエルとイランの紛争が起こりました。
影響で原油価格は上昇。ドバイ原油価格は 90.60円/1バーレル になりました。産油国はみんな 「よくやった」 でしょう。
資源エネルギー庁調査による市中レギュラーガソリン価格は 175.0円/リットル
ここで久しぶりにガソリン価格のコスト計算をしてみます。
最新の指標でコスト計算をしてみます。
ドバイ原油 90.60ドル/バーレル
為替 1ドル=154.60円
1バーレル≒159リットル
ここから
製品コスト 90.60×154.60÷159≒88.09円/リットル
精製・流通コスト 43円/リットル
税金 56.6円/リットル
小計 189.69円/リットル
補助金 ー4.2円/リットル(*)
合計 185.49円/リットル
このコストでなぜ 175円/リットル になるのかわかりません。
思い出したことがあります。国民民主党は 「ガソリン税暫定税率停止」 を条件に国会で今年度予算賛成に回りました。自民党は 「検討する」 としていましたが結局実施しませんでした。玉木さんはさぞかしご立腹でしょう。
あの財務省が減税に同意してくれるわけがありません。岸田さん、苦し紛れに国民民主党に甘い顔をしたのでしょうが、そんなことでは信頼を得られませんよ。
(*)補助金
「2023年10月5日から2024年4月30日まで、基準価格168円、ガソリン価格185円までは5分の3を補助、185円を超える分は全額を補助」 となっています。
この規定の適用方法がよくわかりませんが、仮に
(175円ー168円)×3/5=4.2円 という計算で
4.2円/リットルにしました。
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以前から時々 資源エネルギー庁の市況調査 と 私独自のコスト計算 との比較をやってきましたが、最近、合わなくなってきたことを感じます。私の知らない要素が他にあるのか、考え直してみます。
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