この7月1日から香港で 「国家安全維持法」 が施行されました。
香港が英国から中国へ返還されてから23年になります。「返還後50年は一国二制度を維持する」 という中国の約束が崩れようとしている、と海外から懸念されています。
それではその法の内容はどんなのか。(私が勝手に要約したもので内容は正確ではありません)
・以下のことが違法になります
国家からの離脱行為 国家転覆行為
香港に介入する外国勢力との結託
中国中央政府と香港の地方政府への憎悪を扇動する行為
公共交通機関の施設を損傷する行為
・中国中央政府は香港に新たな保安施設を設立
・外国の非政府組織や通信社の管理を強化する
この内容で直ちに一国二制度が終わるわけではあませんが、民主化運動のリーダーたちは 「終わりの始まり」 と感じているのでしょう。何人かが民主化運動からの離脱を表明しています。
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私の感想 経済の面から
香港は長い間、アジアの金融市場の中心でした。しかし金融業界は 「もう自由な経済活動はできないかもしれない」 として香港から逃げ出そうとしています。
どこへ行くか? 候補は東京とシンガポールらしい。
中国政府は香港の繁栄をそのまま取り込もうとしているのでしょうが、簡単ではないようです。
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