福島原発跡地へ地下水が流れ込んでおり、放射能汚染により排出できないことからどんどん溜まっていいます。近いうちに限界がきます。
政府はその対策として、薄めて海へ排出する、または蒸発させる、と提案しています。
その汚染の大半はトリチウムだということです。
ここで以前に書いたブログから拾ってきました。トリチウムとは
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トリチウムは日本語で「三重水素」。水素(H)の質量が重いやつ。
水(H2O)の水素(H)の一つと置き換わった状態で存在します。
宇宙から来る放射線の作用で、自然界でも生成します。
トリチウムが出す放射線(β線)は生体への影響が小さく、
シーベルトに換算すると、小さな値になります。
半減期は12.3年。
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ここで新しい対策案が出てきました。蒸発させる。
トリチウムを蒸発させるとどうなるか?
Wikipedia によると
「トリチウムは『トリチウム水』として水と混在している。自然界で気体(水蒸気)としても液体(水)としても存在する。」
なるほど。発生する放射線はシーベルトに換算すると小さく、半減期も短い。とすれば問題ないか。
もう一つ。薄めて海へ放出するのは?
放射能に限らず、汚染水を濃度基準以下に薄めて排出するのはよく産業界では行われています。しかし、汚染物質を排出することに変わりはなく、規制逃れの感があります。しかしトリチウムの害は少なく、やがて無害になる。問題ないのでは。
世の中 「原子力=悪」 という風潮がありますが、冷静に科学的に判断する必要があるように思います。
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