サウジ油田炎上

 

サウジアラビアの油田が9月14日炎上しました。

 

イエメンの親イラン反政府勢力・フーシ派の攻撃によるものです。フーシ派は犯行声明を出しました。

米国は 「イランがやらせた」 といい、イランは 「オレは関係ない」 と言っています。

 

被害はサウジアラビア供給能力の約半分、世界の供給能力の5%に当たります。

既に鎮火しましたが、復旧には時間が掛かりそうです。

 

よく言われることですが、原油価格が値下がり気味の時、往々にして中東で紛争が起こり、原油価格が値上がりする。それは 「やったのが誰かが重要でなく、やらせた黒幕が居る」 という一種の陰謀論。今回もそのジンクス通りです。

 

原油価格の上昇は不可避です。

原油値上がりは産油国みんなが喜ぶし、米国もシェールオイルが売れてうれしい。

 

株価は、明朝判るNY市場、明日の東京市場でも値下がりは避けられないでしょう。

 日本にとっては困ったことです。

 

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