水不足の季節

 

愛知県・三河地方の水源である宇連ダムの貯水量が減り、今日にも貯水率ゼロになりそうです。

 

そもそもダムは上流から流れ込む土砂で少しづつ埋まり、年々貯水容量が減ってきます。 どうすれば良いか? ダムの堰堤をかさ上げるか、新しいダムを造るか、です。

 

ところが、どこかの政党が政権を取っていた時 「コンクリートから人へ」 という単純なキャッチフレーズを作ったものだから、ダム建設がすべて止まってしまいました。

 

もっとも、キャッチフレーズは単純なものですけど。「公共事業に使うお金を福祉へ」

という意味でしょう。 それは正しい。しかし必要な公共事業まで止めてしまうのはどうかと思います。

 

「水は余っている」 というのがダム建設に反対する人たちが言う言葉ですが、本当に余っている?。

 年間の水需要と供給量を比較すれば余っているのでしょうが、今それを言ったら三河地方の人に怒られます。

 

実はダム貯水容量を増やす簡単な方法がもう一つあります。ダム渇水時、底が見えている時にダムの底に溜まった土砂を掘り出すのです。ところがこれも公共事業です。反対する人が居ます。

どうしたら良いんでしょうか。

 

・・・

 

水不足を解消する画期的な方法があります。

宇連ダムの下流宇連川⇒豊川はそれでも満々と水は流れています。それは利用できないのでしょうか。

それには 「水利権」 という怪物と対峙しなければなりません。「コンクリートから人へ」政権も、自民党政権もこれには手を付けてこられませんでした。

 

そろそろ議論だけでも始めたらどうでしょう。

 

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