先日の台風21号で、停泊していたタンカーが強風で流され、関空への連絡橋に衝突する事故がありました。橋が損傷し大騒動になったことはご存知の通りです。
完全復旧は来年のゴールデンウィーク頃。費用は数十億円と言われています。
ここで、なぜタンカーが流されたのか、私の推理を書きます。
船は停泊する時、錨(いかり)を海底に降ろします。その錨とそれにつながっている鎖が海底に食い込み、船をつなぎ留めます。
ところが台風の高潮で海面が上昇し、錨と鎖が海底から離れてしまった可能性があります。
こういう場合通常は、船はエンジンを始動し風上に向かって前進させているものですが、船長はその操作をしていたかどうか、ニュースを見る限り不明です。
さて、この事故の責任は誰にあるのか? 具体的には復旧費用は誰が負担するのか?
宝運丸を所有する日の出海運か西日本高速道路か。
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