空飛ぶ車 なんのため?

 

私は飛行機が嫌いです。

機械類は故障が避けられません。車や電車、船は故障しても止まるだけ。ところが飛行機が故障すれば落ちて乗っている人は死ぬ。「飛行機は事故率が少ない」 と言いますが無いわけじゃない。

 

それなのに・・・

政府は空飛ぶ車の実用化を支援することを決めました。なんのため?

官房長官 

「都市部の渋滞対策だけでなく、災害時や離島、中山間地、観光促進での活用が期待される」

 

都市上空を空飛ぶ車が飛び回ることを想像すると、危険がいっぱい。故障だけでなく衝突事故も起きるでしょう。

離島や中山間地で一機だけ飛ばすならまだ良いですが。

 

ひと昔前の子供向け絵本にあった未来の風景、都市の上を自動車が飛び回っている絵が菅さんの頭に残っていての発言だとしたら、ちよっとどうかな?

あの絵は重力制御が可能になった未来を描いています。絵の中の自動車にはプロペラが付いていないでしょう。 

 

人間は空を飛べません。それを無理に飛ぼうとする。無理です。

 

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