ソーラー電気自動車

 

世界で電気自動車(EV)の開発が盛んです。

そのEVの問題点は

・1回の充電での走行距離が短い

・充電に時間がかかる

・電力はどこかの発電所で発電する必要があり、そこでの環境負荷は起こる

 

それならソーラーで自動車を走らせることはできないか?

すぐ思いつくのは 「ソーラー自動車レース」 。その自動車を見ると、自転車のような細い車輪、極度に軽量化された車体、全面に貼られたソーラーパネル、など、とても実用化できないものです。

 

いや、ソーラーでバッテリーに充電してそれで走るのは可能でしょう。

ということでちょっと考えてみました。

 

・・・

 

地上に降り注ぐ太陽光のエネルギーは800w/平方メートル。

自動車の上面にソーラーパネルを張り詰めれば3平方メートルくらいは可能でしょう。

ソーラーパネルの変換効率を頑張って30%とすれば

出力 約0.7kw。 昼間8時間充電すれば約5.6kwh充電できます。

 

日産リーフのカタログより

電費は 1kwhにつき10km走れることになっています。

とすれば、1日分5.6kwh充電してあれば56km走れる計算になります。なおかつ、昼間なら走りながら充電できます。

 

近距離の通勤、買い物程度は可能。

 

トヨタ・プリウスPHVの屋根にはオプションでソーラーパネルがつけられます。

プリウスPHVのカタログを見ると1日0.1~0.2kwh、走行距離にして6.1km分充電できるようです。ソラーパネルが小さいのでそんなもの。

 

 

(*)

ニューズウイーク誌の記事 ↓ を参考にさせていただきました。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/01/post-9326.php

 

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