私は出勤、帰宅中に車の中で民放ラジオを聞いています。
そこで気づいたのが弁護士事務所のコマーシャルの変化です。
ちょっと前まで 「過払い金返還請求をしましょう」 をやってました。
ところが最近それがピタッと無くなりました。ほとんどの案件が時効を迎えたらしい。
調べてみました。
平成18年に最高裁判決で過払い金返還が認められました。当然それ以降は制限利息を超えた契約は無くなっているはず。したがって今年(平成29年)にはそれまでの過払い金は10年の時効を迎えることになります。
それに代わって
「B型肝炎、国からの給付金請求をしよう」
「交通事故示談交渉に弁護士が入ると示談金額が上がる」
というコマーシャルが流れています。
そして過重労働で会社を訴えることも勧めているそうです。
弁護士さんが増えすぎて十分な仕事が無いんだそうです。だからこんなコマーシャルを流して仕事を作っているらしい。
しかし、弁護士が活躍するような 「訴訟社会」 は良い社会とは思えません。
宮沢賢治さんも言っています。
「~~北に喧嘩や訴訟があれば、つまらないからやめろと言い~~」
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