死刑執行を考える

 

法務省は12月19日、2人の死刑囚の死刑を執行しました。

 

日本は三権分立制度です。司法、立法、行政がそれぞれ独立しているべきです。裁判所は 「司法」 法務省は 「行政」 です。

 

裁判所が死刑と判断した犯罪者は法務省が粛々と死刑を執行すべきです。

ところが各方面から死刑制度に疑問の声が上がっています。宗教界や日弁連、人権団体など、声の大きい団体が反対しています。

 

法務大臣という行政のトップといえども国会議員です。世論が気になる立場の人。

その上川法相は記者会見し、「慎重な検討を加えたうえで、死刑の執行を命令した」と述べました、

 

気持ちはわかります。言い訳したかったのでしょう。しかし発言内容が気になります。裁判所が判断した刑を法相が検討を加える?

それって、間違っていませんか。

 

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