神戸製鋼所の品質データ改ざん事件や、日産自動車・スバルの検査不正事件が世の中を騒がせています。
高品質な日本製品の信頼を揺るがす大事件です。
しかし、「大事件」 と書きましたが、本当に大きな問題なのでしょうか。
例えば神戸製鋼。どの程度の強度不足なのかまだ公表されていませんが、その部材を使用した製品の強度不足がはっきりしたものは今のところありません。ということは大幅な強度不足ではないようです。
もっとも、MRJ の強度をどうやって調べたのか疑問ですけど。
日産・スバルの不正検査問題。誰にでもできる検査を 「検査員」 の資格を作ってその人の検査でなくてはならない、という過剰な規制。
各社の担当者は、低品質の製品を出していた、という意識は無かったんじゃないかと思います。
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おりしも、わが社で設備改修の案件が有ります。神戸製鋼所の鋼材の出荷が止まっており、他社の鋼材が値上がりしていて、工事費が高くなる可能性があるらしい。
「神戸製鋼所の製品を使って安くやってくれ」
と言っときました。
大丈夫でしょう。
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