二酸化炭素を減らすために その2

 

前回 「二酸化炭素を減らすには木を植えること」 と書きました。

それでは森林にはどれほどの能力が有るのか。勝手に試算してみました。

森林統計などから拾い出しました。間違いが有ればご容赦ください。

 

・・・

 

CO2排出量は 世界で年間330億t うち日本は1億t

1haあたり森林の生長量は日本の森林では2.8t ⇒ CO2吸収量は2t/ha・年

本の森林面積は2500万ha 

⇒ 日本の森林のCO2吸収能力は5000万t

 

熱帯雨林では年間成長量が40t/ha という研究結果もあります。

 

(注意)

成熟した森林(原生林など)では木の生長量と同じ量が枯死し土に還ります。CO2を発生させながら。したがってCO2収支は ±0になっています。

 

世界のCO2総排出量330億tを吸収するには165億haの森林が必要。世界の森林面積は40億ha。

ただし熱帯雨林のように成長の旺盛な森林ならもっと少なくて良いはず。

 

世界最大の砂漠・サハラ砂漠の面積は10億ha。 

日本には新たに森林を育成する余地はあまり残っていません。どうすれば良いか 。 

結論は自明です。

 

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