個人情報保護が行き過ぎでは

 

日本新聞協会が声明を発表しました。

「改正個人情報保護法に関する日本新聞協会の声明」

 

この中で

「2005年4月に個人情報保護法が施行されて以降、社会全体に個人情報を流通させることへの萎縮が広がり、社会のあらゆる分野で匿名化が進んでいる」

「自治体が災害時に行方不明者等の氏名を公表しなかったり、警察当局が重大事件の被害者を匿名で発表したりすることが常態化しつつある」

「このままでは社会全体にさらなる萎縮効果を及ぼし、『匿名社会』 の深刻化につながるのは必至である」

 

この声明に賛成です。私も個人情報保護が行き過ぎている、と感じています。

 

しかしこの声明をよく読んでいると新聞社が 「もっと自由に報道させろ」 と言っているに過ぎない、とも受け取れます。

そうでなく、社会全体を良い方向へ持っていくための声明であってほしいものです。

 

 

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