森友学園問題を考えた

 

籠池氏が国会に喚問されました。そこで彼は安倍首相、昭恵夫人、橋本元大阪府知事、それに地元選出の国会議員数人の名前を挙げました。

挙げられた皆さんは一様に 「関係していない」 と答えています。

 

ちょっと籠池氏の立場になって考えてみました。彼が嘘を言っていないとすると、

「小学校設立について、国有地を安く払い下げてもらった。安倍首相から賛同の寄付金を貰った。認可も下りた。順風満帆だったのに、どうしてみんな手の平を返したように冷たくなったのか。」

そりゃあ腹が立つし 「全部ぶちまけてやろう」 と思うのも無理はないでしょう。

 

しかし国会議員の皆さんが国会でやっているのは、質問する自分の売名、そしてできれば安倍首相を引きずり下したい、という野望です。「真相究明」 が目的ではありません。それはそれで残念なことですが、真相究明は国会の仕事ではありませんから。

 

一方、海外から見ると

「何で日本の国会はあんな些細なことにグダグダやっているんだ?」

でしょう。

安倍首相は海外ではかなりの評価を得ています。なにしろトランプ大統領とサシでゴルフをしたのですから。安倍さん、こんなことでクビになるのは惜しい人です。

 

結局、「籠池さんが嘘つきだった」 で終わるような気がします。

籠池さん、あなたは 「長いものに巻かれた」 のです。あきらめましょう。

 

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