現地時間2月28日、トランプ大統領が初の施政方針演説を行いました。
大統領就任が1月20日ですから、準備に時間がかかりました。きっと政権内部で政策のすり合わせに手間取ったのでしょう。
選挙期間中のあの強烈な発言と実際の施政方針との整合性には苦労したのがうかがわれます。
そう思って内容を見ると、当選前後の過激な発言と比べるとだいぶ穏健になった感じがします。
・法人税減税 税率に言及せず
・個人所得税 「巨額の減税を提供する」
・インフラ投資 1兆ドルの投資承認を議会に求める
・成長戦略 「経済のエンジンを再起動する」 「数百万人の雇用を生む」
・「自由貿易を信じているが、同時に公正な貿易でなければならない」
・IS掃討 「イスラム世界を含む同盟国とともに取り組む」
・安全保障で同盟国に応分の負担を
・国防費の増額
・NATOを強く支持する
・テロ対策強化 入国審査厳格化
・不法移民規制 南部の国境の壁建設開始
・オバマケア撤廃 代替策導入を議会に提案
・「ささいなことで争う時は終わった」
「自分自身を、未来を、そしてもう一度米国を信じて欲しい」
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