生前退位についての考え方

 

天皇の生前退位についての有識者会議が論点整理を公表しました。

 なぜ 「結論」 ではないのか。

 

こんな考え方を言う人が居ました。

 「憲法に書いてあるように(*)、天皇の地位には国民の総意が必要。しかし国民全員が集まって相談することは出来ない。だから国会が行うべき。なおかつ 『総意に基づく』 なんだから、国会の 「全会一致」 が必要だ。」

 

なんだか論理に飛躍が有るように感じます。

そもそも天皇制に反対している人たちが国会議員の中にも居るんだから全会一致は無理。

 

およその方向は、「一代限りの生前退位を認める。そのために皇室典範の改正する。」

そんなところでしょう。

 

(*)

憲法

第1条

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

第2条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範 の定めるところにより、これを継承する。  

 

 

 

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