神事に大麻を使うらしい

 

大麻取締法では「大麻の栽培、売買には都道府県知事の許可が必要」 と定められています。

 

中日新聞の記事によると

三重県内の神社の神職らが組織する 「一般社団法人伊勢麻振興協会」 が神事に使うため大麻の栽培許可を三重県に申請しましたが、不許可になりました。「盗難対策が不十分」 のため。

 

へえー、知らなかった。神事に大麻を使うのか。

興味を持って調べてみました。

 

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wikipedia より

大麻、大幣(おおぬさ)は、神道の祭祀において修祓に使う道具の一つで、榊の枝または白木の棒の先に紙垂(しで)または麻苧をつけたものである。白木の棒で作ったものは祓串(はらえぐし)とも言う。

大麻」(おおぬさ)という言葉は、本来は「ぬさ」の美称である。「ぬさ」とは神への供え物や、罪を祓うために使用する物のことであり、主として麻や木綿(ゆう)、後には布帛や紙が使われていた。そこから、神事に使う布帛や紙のことを大麻と呼ぶようになった。

上述の祓具としての意味のほか、伊勢神宮から頒布される神札のことも大麻(神宮大麻。この場合は「たいま」とも読む)という。

 

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こんなサイトも有りました。↓

大麻を正しく考える国民会議 -大麻草の情報サイト

麻(あさ)と大麻(たいま)は同じもの意味する言葉です。日本では昔から、大麻草のことを麻と呼んでいました。
戦後に大麻取締法がGHQに押しつけられて禁止される以前は、日本では大麻草を栽培することが国家によって奨励されてきました。

 

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なるほど。神主さんがお払いの時振る御幣に昔は大麻が使われていました。そして現在では一部で紙に代わっているのです。もちろん大麻を使い続けているところもあります。

大麻から採った繊維は美しく、穢れ(けがれ)を吸い取る力があるとされているようです。

 

伊勢神宮三重県にあります。伊勢神宮ではどうしているんだろう。

 

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