自動運転車の開発が盛んに行われています。それにつれて、公道試験での事故のニュースも伝えられています。
事故が起きた時の責任は運転者なのかシステムなのか微妙です。しかし、加害車の持ち主が被害の弁償をしなければならないことには違いありません。
保険は使えるのでしょうか。
東京海上日動火災保険は来年(2017年)4月から売り出す保険では、自動運転のレベル3までを対象にする方針です。他社も同様になるでしょう。
今のところ市販されている車はレベル2までです。
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参考までに、自動運転のレベルは次のように規定されています。(Wikipediaより)
レベル0
ドライバーが常にすべての主制御系統(加速・操舵・制動)の操作を行う。前方衝突警告などの主制御系統を操作しない運転支援システムもレベル0に含む。
レベル1
加速・操舵・制動のいずれかをシステムが行う状態。自動ブレーキなどの安全運転支援システムによる。
レベル2
加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う状態。ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。その為、2016年時点で市販されているシステムはある程度の時間(10~15秒等)、ハンドルから手を離しているとシステムが解除される等の仕様となっている。国産車では日産・セレナがこれに該当する。
レベル3
加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応する状態。加速・操舵・制動を全て自動的に行うシステム。通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムの限界時には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。事故時の責任はドライバーとなる。
- レベル4
- 完全自動運転。加速・操舵・制動を全てドライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態。安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムや外部に委ねる。有人、無人両方がある。レベル4に該当するシステムは、鉱山等で運用されている無人ダンプや無人軍事用車両等、特殊環境で運用されているもののみで、一般市民が公道を走れるものは2016年時点では市販されていない。
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