国連総会・第一委員会(軍縮)で核関連の2つの決議案が採決されました。両法案とも賛成多数で採択されました。10月27日のことです。
それは良いことですが、日本の立場が矛盾しているようにみえます。
・核兵器を禁止する条約の制定交渉を来年から開始することを盛り込んだ決議案
賛成:北朝鮮など多数
反対:日本 韓国 米国など核保有国
棄権:中国 インドなど
・核兵器廃絶決議案
賛成:日本 米国など多数
反対:中国 ロシア 北朝鮮 シリア
棄権:英国 フランスなど
・・・
日本の賛否が矛盾しているように思います。
外務省の言い訳によると
「核保有国と非保有国で現実的な議論を積み重ねることが核無き世界に向けた近道」
「核保有国が突然違法な存在となる枠組みは拙速で国際社会の総意ではない」
よくわからん。 要するに 「米国に配慮しながらゆるゆるやろう」 ってことかな。
・