相模原の障害者施設を襲撃した事件。犯人の考え方が報道されています。
一方、横浜市の病院で点滴に異物が混入されていた事件。犯人が捕まっていないので動機は不明ですが状況から推測すると、寝たきり老人を殺そうという意図が見えます。
どちらにも共通している考え方は
「社会のお荷物になっている人たちは死んだ方が良い」
ということでしょう。
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私も老人です。現在は元気ですが、いずれ病気になり、寝たきりになる恐怖をいつも抱えています。そうなったら 「安楽死制度を作っておいてくれ」 もしくは 「殺してくれ」 です。
あの強気の石原慎太郎氏も脳梗塞を患ってから弱気になり、相模原事件について
「あれは僕、ある意味でわかるんですよ」などと発言されているそうです。
老人と障害者。老人は 「一緒にしないでくれ」 という人も多いでしょう。
上野千鶴子さんもこう言っています。
「高齢者は自分を障害者とは思っていない。それどころか、障害者と自分を区別して、一緒にしないでくれ、と思っている。
なぜか? 高齢者自身が、そうでなかったときに、障害者差別をしてきたからだ。自分が差別してきた当の存在に、自分自身がなることを認められないからだ」
なるほど。上野さんらしい意見です。
しかし、私は割り切っています。自分が不自由になったら殺してほしい。
切実にそう思っています。
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