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海運会社が倒産するとどうなるか

 

韓国の海運会社・韓進(HANJIN)海運が倒産しました。

 

よく混同されるのですが、

 ・船を所有している会社(オーナー)

 ・船を運航している会社(海運会社)・・・今回これが倒産

 ・各港で荷物の積み下ろしをする会社(荷役会社) 

は別の会社です。

 

海運会社はオーナーへ料金(傭船料)を払って船を借りて運航し、依頼者(荷主)の貨物を運ぶ、という仕組みです。ただしコンテナーの箱は海運会社所有が多い。

 

そこで海運会社が倒産するとどうなるか、特に航行中の船とそれに積んである貨物はどうなるか?

 

想像してみました。

・オーナーは傭船料がもらえなくなるから 「船を返せ」 と言います。しかし、荷物を積んで航行中ではすぐに返せません

・船員は給料がもらえなくなりますから職場放棄、ただし、陸に上がりたいので次の寄港地までは行くでしょう

・港は使用料がもらえないから、入港を拒否するでしょう

・荷役会社も積み下ろし料がもらえないから、荷役を拒否するでしょう

・貨物は海運会社の所有ではなく、荷主のものですから差し押さえはできません

 

荷役料、港使用料は貨物の値段と比較すると少額です。荷主は 「運が悪かった」 と思ってそれらを負担すれば港へ入って貨物を降ろし、自分の貨物を入手できるでしょう。

 

荷物を降ろした後、船をオーナーに返すことになります。しかしオーナーは返却が遅れた期間の傭船料が欲しい。倒産した海運会社に請求することになるのでしょうが、払ってもらえない恐れが大きい。

 

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