中国が 「パリ協定を批准」 すると言い出しました。全人代に提案するのだそうです。全人代は典型的なシャンシャン総会。つまり決定です。
同じく米国も批准するらしい。
エネルギー使い放題の国民性を持っている両国がこれを言い出したのは奇跡、というか結構なこと。
ここでパリ協定について思い出してみます。
・世界共通の長期目標として2℃目標のみならず1.5℃への言及
・すべての国が削減目標を5年ごとに提出・更新すること。
など。
削減目標を提出する、ということで具体的な目標を定めたわけではありませんが、今より努力することは間違いありません。
そんなこと、両国に可能なの?
ここで一つの逃げ道があります。森林による吸収源が認められていることです。
中国も米国も広大な国土があります。そこで森林を育てれば大きな吸収源になります。
CO2排出は今まで通り続けて、吸収源としての森林を増やすという逃げ道。
しかし、中国が本気で緑化を進めてくれれば日本にとってもメリットはあります。黄砂やPM2.5の飛来が減ることでしょう。
朗報です。
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