敗者に気配りを

 

リオ・オリンピックが終盤を迎えています。

日本は前回以上のメダルを取り、日本中が湧いています。

 

私は勝った選手たちの行動を見ていてちょっと違和感を感じます。

 

例えば卓球男子の水谷選手。勝った瞬間にラケットを放り出して仰向けに倒れました。

バトミントンの高・松コンビも仰向けにひっくり返りました。

 

勝ったのは嬉しい。それを体で表現するのはよくわかります。しかし向こう側には負けた選手も居るのです。敗者の気持ちにも気を配って、穏やかな喜び方をすべきです。

 

米・大リーグではホームランを打ったバッターは静かにダイヤモンドを1周します。打たれたピッチャーに配慮して。

 

ラグビーでもトライを取ったチームは黙って自陣へ帰ります。

大喜びするサッカーは異質。

 

オリンピックでは外国の選手も勝った時には派手なパフォーマンスをします。

しかし日本選手は 「謙譲の美徳」 を表現すべき時じゃないでしょうか。

 

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