最近発売される輸入車はエンジンが小さくなっている。そんなことを感じています。
VWゴルフのエンジンが1200ccだったり、ベンツのEクラスが2000ccだったり。
これは各国の燃費規制が厳しくなっていることの表れだと思います。
そこで、どんな規制になっているか調べてみました。
CAFE(Corporate Average Fuel Economy)規制というのがあります。
域内で一定数以上の 販売を行ったメーカーは、 ある年に販売した全ての車両 の CO2 排出量を加重平均し、 その値が規制値を下回っ ていなければ罰金を支払う。(*)
EUでは2021年までの目標値(24.4km/リットル)が決まっています。
米国も2025年までのCAFE規制値(23.2km/リットル)が決まっています。
米国の中でも特にカリフォルニア州は一段と厳しく、2025年までにEVやPHVなどのゼロエミッション車の販売比率を15.4%にするよう求めています。
日本も2020年までのCAFE規制値(20.3km/リットル)が決まっています。もっとも日本は軽自動車や低燃費車が普及しており、それほど心配はないでしょう。
こういう事情で各社はエンジンを小さくしたりEVやPHVを一生懸命売ろうとしているわけです。
ベントレーやフェラーリなど、大排気量の車ばかり作っているメーカーはどうするんだろう?
(*)
規制はCO2排出量ですが、燃費とほぼ連動しているので判りやすく燃費(km/リットル)のほうを書きました。
・