国民から預かっている年金資金を運用しているGPIF (年金積立金管理運用独立行政法人)。
2013年半ばから株式投資への運用割合を増やしました。
今年初めから株価が値下がりしていますので、前年度(2016年3月締め)の運用実績がマイナスになっているようです。
野党から 「5兆円減らした」 「そのうえ公表を参院選後に後回ししている」 と批判されています。
そこで株価の変動を振り返ってみます。(日経平均)
2013年3月末 12397.91円 (運用割合変更前)
2014年3月末 14827.83円 ( 〃 変更後最初の年度末)
2015年3月末 19206.99円
2016年3月末 16758.67円
2014年年度末(2015年3月末)まで順調に成果を挙げてきました。ところが昨年度末(2016年3月末)で下がりました。野党はこのことを突いているわけです。「安倍政権の失敗だ」 と。
さて、みなさんはどうご判断されますか。
こういう問題はきちんと議論すべきで、選挙の政争の具にしてはいけないと思うのですが。
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