燃費改ざん 国の責任は

 

燃費改ざん、今度はスズキもやっていたことがわかりました。

もっともスズキは三菱ほど悪質ではなく、燃費を故意に良くしようという意図は無かった、と鈴木会長は言っています。

 

ここで改めて燃費測定の方法を見てみます。

 

国土交通省所管の交通安全環境研究所で、室内、ローラー上で燃費を測定する。

その方法では空気抵抗やタイヤの転がり抵抗(走行抵抗値)が加味されないため、各自動車メーカーが 「惰行法」 で測定した走行抵抗値を報告し加味する。

(惰行法とは、平らなコースでギアをニュートラルにして時速が10キロ落ちるまでの時間を測定して算出するもの)

 

私は安易に国や行政の責任を追及するような、どこかのマスコミのマネはしたくないのですが、この件では国土交通省の責任・手抜きを感じます。

 

惰行法を各メーカーに任せず国土交通省が自ら行っていればこんな問題は起きなかった。大した設備も手間も必要ないんだから。

 

なぜ国土交通省は惰行法に手を出さなかったのか?

いろいろ考えられます。

役人の手抜き? メーカーに頼まれて調整の余地を残した?

 

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