名古屋城の天守閣を木造に建て替える、という提案が河村・名古屋市長から出ました。
その話を聞いた第一印象は、
「はあ? 市長の独断専行だがや」 でしたが
事情を聴いてみると
・文化庁は建て替えるなら木造を勧めている
ということは、木造化は正しい選択でしょう。
ただし、心配なのは大径木が集められるか? とくに木曽のヒノキはもう無理なんじゃないか、ということ。
しかし、計画によると外材も使うらしい。それなら可能でしょう。
総工費は約500億円。市長は 「市の予算を使わず、市民の寄付を仰ぐ。そして市債を発行して、観光客の増加を見込んで入場料収入で返す」 と言っています。
私、一名古屋市民としては賛成です。
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その2 国際展示場が2つ出来ます。
現在の金城ふ頭にある国際展示場も老朽化し、移転を迫られています。
愛知県・大村知事は中部国際空港が有る空港島に単独で建設することを決めちゃいました。
さて、名古屋市はどうするか、と思っていたら、こちらも単独で空見ふ頭に建設することを決めました。
国際展示場が2つ出来てしまいます。
名古屋市の担当者は
「空港島と空見ふ頭は車で30分ほど。県と市の展示場を合わせたスケールメリットを最大限に生かしていきたい」 と言っています。
なんだか苦しい言い訳に聞こえます。
2020年、東京オリンピックで東京・晴海の展示場が使えないだろうから、急いで名古屋に代替施設を作ろう。事情は判りますが、拙速?
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