三菱自動車の悲しみ マツダの努力

 

念のために書いておきますが、私は三菱自動車ともマツダともに関係者ではありません。傍から見ている感想です。

 

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三菱自動車がまた嘘をついていました。なぜ度々? 私には三菱自動車の焦り、悲しみが伝わってきます。

 

三菱自動車は旧三菱財閥の一角です。グループには三菱商事三菱重工三菱東京UFJ銀行など業界日本一の会社が揃っています。ところが自動車では他社の後塵を拝しています。

 

「なんとかしなければ」 という焦り。

しかしそれは技術開発で頑張るべきで、偽装を工夫してはいけません。

 

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技術開発といえばマツダ

他社が販売で苦戦している中、マツダは前年比増を続けています。

 

私が考えるには、それはロータリーエンジンのおかげでしょう。

世界で唯一、ロータリーエンジンを実用化、搭載車を販売しました。それだけでもすごいことです。

 

しかし残念ながら当時のロータリーエンジンは燃費が悪く、故障が多かった。そこでマツダは技術開発に注力しました。そして販売店はユーザーのクレームに誠実に対応していました。

 

私の知り合いに、当時のロータリーエンジン車に乗っていた人が居ます。彼は故障の多さに閉口していましたが、販売店の対応には感心していました。「よくやってくれていた」 と。

 

技術開発と販売店の経験の蓄積が今のマツダの基礎を作った、と思います。

 

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