パナマ文書流出 その後

 

パナマ文書がハッカー被害に会い、流出しました。世界中のお金持ちや企業の名前が挙がって大騒ぎ。

 

そんな折、パナマ司法当局が流出元である法律事務所 「モサック・フォンセカ」 を家宅捜索しました。

 

えっ? 法律事務所は被害者じゃなかったの?

 

ここはタックスヘイブンであるパナマでペーパーカンパニーを設立する専門の法律事務所です。

地元の法曹界からは

「海外の銀行などに頼まれて合法的に設立しただけ。非難されることをしたとは思えない」 

「顧客とは会ったこともなく、会社設立の意図もあずかり知らぬだろう」

との発言も聞かれます。

 

なのになぜ家宅捜索されるの?

 

マネーロンダリングなどの金融犯罪の有無を調べるのが目的だそうです。

これだけ大騒ぎになっているのだからパナマ政府も放置できない立場になったのでしょう。

 

この40年間での顧客は1万4000人。

週刊誌情報によるとパナマ文書には日本人400人の名前もあがっているようです。

 

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