西暦を2ケタで書くのはやめよう

 

今年は西暦2016年、平成28年。ついでに皇紀2676年、これは右翼専用。 

この 「平成」 を元号または和暦といいます。

 

こんな記事を見つけました。

     ↓

2016-02-29 - ゆとりずむ

元号を使うのはやめよう)

ゆとりずむさんは書いています。

「復興特別所得税は平成49年までの時限立法。今上天皇は平成49年には104歳」

 

私も賛成です。

失礼を承知で書きますが、平成49年なんてあり得ない。しかし、元号を使うとこんなことになります。

 

ついでにこんな提案もしたい。

「西暦を2ケタに省略して書くのをやめよう」(2016年を16年と書くやつ)

 

例えばこんなことが起こります。

冷蔵庫の奥から缶詰が出てきました。消費期限を見ると 「20.2.28」と書いてあります。これば食べられるでしょうか。

 

この消費期限は4通りに解釈できます

  2020年2月28日 ー OK

  平成20年2月28日 ー 食べちゃダメ

  2028年2月20日 ー OK

  平成28年2月20日 ー 微妙(笑)

 

ややこしくなる原因は西暦を2ケタに省略して書くこと。ちゃんと4ケタで書けば解決です。

 

こんな事情を聞いたことがあります。

昔、コンピューターが使われ始めた頃、メモリーは驚くほど小さかった。だからメモリーの使用を節約するため 「1970(年)」 を 「70(年)」 と書く習慣が出来た。その頃はコンピューターを使っている人はエリートで、「70」 と書くのがステータスだった。(*)

 

これは昔話。現代では 「1970年」 と4ケタで書くことで無用の混乱を避けられます。

 

 

(*) 年寄りの昔話(初期のコンピューターをいじっていた自慢話)ですが

初期のコンピューターは、一旦メモリーを全消去して新たにプログラム(Fortrun とか Cobol とかで)を書いて、紙のパンチカードや紙テープで入力していました。だから少しでも情報量を節約する必要があったのです。

 

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