シャープ、鴻海傘下へ

 

他者の支援を受けて経営再建を模索していたシャープ。支援する候補は産業革新機構、台湾の鴻海精密工業が名乗りを挙げていました。

 

結局、鴻海精密工業の傘下になるこになりました。今後、鴻海がシャープの債務を精査したうえで受け入れを決定するようです。

 

具体的にはシャープが第三者割り当て増資をし、鴻海が引き受ける。最終的に鴻海の持ち株が約66%になります。鴻海は今までも議決権の無い株を一部持っており、それも近々普通株に転換されることから、最終的に議決権の約70%を持つことになりそう。

 

シャープの臨時役員会にて全会一致で決定されたそうです。

 

・・・

 

このニュースを読んでいて 「あれ?」 と思ったことがあります。

増資には株主総会の決議が必要なのでは?

 

調べてみました。

会社の定款に、増資は役員会の決定で行える旨の規定があれば OK のようです。

 

・・・

 

シャープは東証1部に上場しています。上場は維持される見通しです。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加