驚くべきニュースを見つけました ↓
日本の100億円緑化事業が遊牧民の自然を破壊する | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
(科学的に見て「砂漠を緑に」というロマンチックな夢を語るのは、農耕民の森林偏重の発想にすぎない。)
(不毛の地と見なしたこの地は、実は遊牧民に愛され利用されてきた乾燥地草原だ。豊富な地下水脈があり、くぼみには草も生い茂る。)
私の尊敬する遠山先生が名指しで批判されています。
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私は、中国奥地の砂漠を緑化することが環境問題解決の有力な手段だと思っていました。
・二酸化炭素の吸収元になる
・黄砂の発生を防ぐ
・PM2.5 の予防になる(都市を緑化すれば)
・現地の人の雇用を生む
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ところが上記の記事を見てびっくり。
そういえば以前、私は中国奥地の緑化に取り組んでいる日本のNPO団体に寄付をしていました。ところがある時 「中国政府から歓迎されていない」 という話を聞きました。
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一方で、私が寄付をしている別の NPO 団体から定期的に機関紙が送られてきます。
そこには日本人ボランティアと現地の人が交流している場面や、地元副市長からの感謝の言葉が記されています。
どうなっているんでしょう。私はどうしたら良いんでしょう?
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一つ気付いたことがあります。
冒頭の記事は揚さんという中国人ジャーナリストが書いたものですが、記事の中で遠山先生が自ら苗木を植えている情景が書かれています。 遠山先生は既に亡くなっておられるのに。
想像するに、揚さんは実情をよく調べずに書いたか、情報が古いか、でしょう。
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