楽天が電力小売り

 

昨日(8月28日)の日本経済新聞トップに記事が出ていました。

楽天が電力小売り」

 

記事によると

丸紅が保有する発電設備(41万kw)から楽天が電力を仕入れ、需要家に販売するという計画。対象はネット通販モールに出店する中小事業者。料金は未定だが、従来より安くするらしい。

来年4月の電力小売り自由化に向けての動き。

 

疑問が湧きます。なんでそんなことが出来るの?

 

従来の電力供給ルート

  東電など従来の電力会社 → 需要家

上記の供給ルート

  丸紅 → 楽天 → 需要家

つまり従来のルートに楽天が割って入るわけ。なぜ安くなるの?

 

丸紅の持っている発電設備は ガス火力 太陽光 水力など となっています。

発電コストが特に安くなる要素は無さそう。

 

考えられることを挙げてみました。

・既存の電力会社でも大口契約は安くなります。つまり小口需要家は高く買っている。

楽天が需要家をまとめ丸紅に大口契約で安くしてもらう。

・丸紅は発電設備を低コスト化し、販売価格を下げる。

 

まあ、電力自由化で料金が安くなるのは歓迎ですけど、ちょっと疑問。

 

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