経済記事が続きます。何しろ世界同時株安(不況?)の様相ですので。
25日、中国は貸出金利を0.25%下げることを発表しました。世界の市場関係者は
「中国政府が自国の不況を認め、改善の意向を示した」
と、安心感が広がりました。
翌26日、株式市場は、時差の関係で東京市場が一番早く開きます。
日経平均株価・前日比+3.7%
続いて中国株は+2.7%
ドイツは+8.2%
米国は+4.0%
昨日の値動きを見る限りひと安心ですが、昨日一日だけでは回復したとは言い切れません。この先どうなるのでしょう。
一方、為替では円高が進んでいます。昨日の段階で1ドル=119.26円。
市場関係者によると、市場が不安になっているなか、日本・円が一番信頼感があるとして買われているらしい。
円高は輸入価格の下落を意味します。原油の現地価格も値下がりしており、原油の輸入コストが下がっています。われわれ消費者にはありがたいことですが、日銀の目指す消費者物価の引き上げは難しくなっています。
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