入れ墨とMRI と看護婦さん

 

先日、ある病気の疑いでMRI 検査を受けてきました。

 

MRI 検査は強力な磁気を使って体の内部を探るものです。ですから金属が有ると検査に支障がでます。そのため問診でチェックされます。腕時計、指輪、下着の金具、入れ歯、ペースメーカー、骨折治療のために入れたボルト、などが無いかどうか。

 

そのうえで空港で使っているよりも感度の高そうな金属探知機で再チェックされます。

私の場合、虫歯の治療跡の詰め物に反応しましたが、この程度は問題ないらしい。

 

その問診の中で 「入れ墨がありますか」 という項目がありました。

待ち時間に暇だったので、きれいな看護婦さん(*)に聞きました。

「入れ墨ってなんの支障があるの?」

 

看護婦さんの説明によると、入れ墨の色には金属粉が含まれているものがあるそうです。磁気照射で発熱、またはピリピリ痛むことが有るとのこと。色落ちすることもあるそうです。

 

 

(*)「看護婦」 という言葉が使われなくなりました。

2003年、従来の法律が 「保健師助産師看護師法」 に変わったことによるもので、看護婦という言葉を使っちゃいけないことではないらしい。

 

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