原油価格が値下がりしています。
今年3月頃底を打った後値上がりを始めましたが、また値下がりしています。
なぜ下がるの?
新聞記事によると、ギリシャの重しによってヨーロッパの景気回復が思わしくないから、ということです。記事には書いてありませんが、イランの核協議解決と中国の景気減速も影響を与えているのでしょう。
日本にとってはありがたいことです。ガソリン価格も値下がり気味ですが、この後どうなるのでしょう。
いつものガソリン・コスト計算をやってみました。
コスト計算の指標
ドバイ原油 54.9ドル/バーレル
為替 1ドル=123.8円
1バーレル=約159リットル
⇒ 輸入コスト 42.75円/リットル・・・a
精製、流通コスト(過去の実績から) 45円/リットル・・・b
税金 56.34円/リットル ・・・c
合計 a+b+c=144.09円/リットル
一方、資源エネルギー庁発表の7月21日時点のレギュラーガソリン価格は
143.50円/リットル
上記輸入コストが実価格に反映されるのは数か月後ですから、この先ガソリン価格は安定傾向か。
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