所得格差は広がったか - ジニ係数について

 

もうじき衆議院選挙です。明日(12月2日)公示。

 

今日の党首討論を夜のニュースで聞きました。

安倍首相

アベノミクスで経済は回復している」

海江田・民主党党首

「所得格差が広がっている」

 

考えてみると・・・

円安によって自動車メーカーなど輸出産業は好調です。

しかし、下請けの部品メーカーは輸入原材料の値上がりで苦しんで

います。

 

一方、人手不足でパートタイマーの時給は上がっています。

 

はたして所得格差は広がっているのか?

 

所得格差を表す指標に 「ジニ係数」 というのがあります。

0~1の間で変動し、0だと全く格差無し。1だと格差が極大。

 

さて日本のジニ係数はどうか。

 

厚生労働省が調査しています。それによると

当初所得ジニ係数は上がってきています。

ところが、所得再配分(税金と社会保障による)後はほとんど

変わっていません。

 

当初所得ジニ係数 平成23年ー0.5536

          平成11年ー0.4720

所得再配分後のジニ係数 平成23年ー0.3791

            平成11年ー0.3814

 

解説によると、ジニ係数が増えた理由は、年収50万円以下の世帯が

増えたこと。その最大の原因は高齢者が増えたこと。だそうです。

 

ジニ係数の算出方法ですが・・・時間が無くて調べていません。

 

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