日本は円安にもかかわらず貿易赤字が続いています。
28か月連続。
財務省が発表した10月の貿易統計によると、
輸出 6兆6885億円 前年同月比+9.6%
輸入 7兆3985億円 前年同月比+2.7%
あい変らず赤字ですが、すこし改善しました。円安効果がやっと
出てきた、という印象です。
振り返ってみますと、
民主党・野田さんが解散を宣言する前、
2012年10月末 為替は 1ドル=79.71円 でした。
安倍内閣が発足した前後から円安が進み
2012年12月末 1ドル= 86.05円
2013年12月末 1ドル=104.91円
2014年10月末 1ドル=111.61円
それなのに2013年の年間貿易赤字は過去最大を記録しました。
専門家の解説によると
「日本のメーカーは海外生産が増えて、円安効果が享受できない」
とはいえ、円安は輸出企業に恩恵が有るのは確かです。
そしてやっと、貿易赤字減少の兆しが見えてきました。
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