車のはなし 燃料電池車発売

 

トヨタから世界初の燃料電池車(FCV)が発売されます。

車名はMIRAI。発売は12月15日。

FCVは燃料である水素と空気中の酸素を反応させて発電し

モーターで車を動かすものです。

 

税(消費税)込み価格 723.6万円

自動車重量税免税 自動車取得税非課税 補助金最大202万円)

 

燃費は

  水素価格 1100円/1kg

  満タン500kgで650km走ることから(*)

  1kmあたり8.5円

参考までにガソリン車では

  レギュラーガソリン160円/1リットルとして

  1リットルで10km走るとすると

  1kmあたり16円

ハイブリッド車では

  レギュラーガソリン1リットルあたり19km走るとすると

  1kmあたり8.4円

 

走る時、水しか排出しない究極のエコカーです。

宣伝文句は 「驚くほど静かで滑らか、しかもパワフル」

 

この性能でこの値段。すばらしい。

 

しかし、へそ曲がりの私は短所をいくつか指摘します。

・走る時には水しか出ないが、水素を作る時エネルギーが要る。

・水素充填ステーションが少ないため気軽にドライブに行けない。

 (専用のナビが付き、水素ステーションの位置を指示してくれる)

・出力154馬力、ということは宣伝文句ほどパワフルでない。

 とはいえ電気自動車は低速トルクが大きくパワフルな印象らしい。

・車体が大きい。およそクラウンなみ。

・外観がかっこよくない。内装は未来的で良いのに。

 

現段階では、官公庁や大手企業が使うイメージ戦略車という位置

づけでしょう。

 

私は・・・買わない。

 

 

(*)燃費はJC08モードによる計測ですから実際は

    これより悪い

 

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