GPIF運用基準

 

株式市場が値上がりで活況を呈しています。

 

原因は日銀の金融緩和の影響ですが、もう一つの原因がGPIFに

よる年金資金の運用基準を変更したことによるものです。

 

年金積立金は年金積立金運用独立行政法人(GPIF)によって運用

されています。

その運用基準(ポートフォリオ)は厚生労働大臣の認可が必要です。

 

        旧基準   →  新基準

  国内債券 60%±8%  → 35%±10%

  国内株式 12%±6%  → 25%±9%

  外国債券 11%±5%  → 15%±4%

  外国株式 12%±5%  → 25%±8%

  短期資産 5%

 

これによって国内株式が値上がりしています。

 

ここで注目は国内債券(主に国債)の割合が大きく減少したこと

です。しかし日本国債については日銀の金融緩和策の一つとして、

国債買い入れ増額を決定していますので、大きな影響は無いで

しょう。

 

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