平和ボケ

 

集団的自衛権につて、自民党公明党の協議が始まっています。

 

先ず、同意が得られやすい事例から協議する、ということで

グレーゾーン事態を例に出し、検討を始めています。

 

例1:離島対処

日本の離島や本土のへき地に外国の武装集団が不法上陸し、

近くに警察や海上保安庁の船などがなく、自衛隊の対処が

必要とされる事例。

 

例2:襲撃対処

自衛隊の艦船や航空機が訓練している最中などに、外国の

武装集団に襲われている日本の民間船を発見したケース。

 

上記2例については公明党から同意を得られそう。

 

そのほかの検討事項として

・周辺有事の際に邦人を輸送する米輸送艦の防護

・邦人以外の民間人を輸送する米艦の防護

・米国が借り上げた第三国船の防護

等が挙がっています。

 

 

しかし、そんなことより、戦術を前もって公表しておくこと

って、大丈夫なの?

 

以前、イラク自衛隊を派遣するときにも思ったのですが、

持っていく武器や使用基準を国会で議論していました。

それは敵に重要な情報を与えることになります。

 

軍事としては、やってはならないことですよね。

 

平和ボケ。

 

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